
- [取得資格]
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- ●管理栄養士
- ●栄養士
- ●食品衛生管理者(任用資格)
- ●食品衛生監視員(任用資格)
- ●健康食品管理士
1〜2年次は、人体、食品、栄養の基礎知識や調理技術、「管理栄養士特講(エキサイティング)」で管理栄養士の職務について学びました。高校では文系だったので、授業についていけるか不安でしたが、1年次前期の「基礎化学」や「生化学Ⅰ・Ⅱ」で、理系科目の復習をしっかりしたことで、その後の学びも自信を持って取り組むことができました。2年次になると、「臨床栄養学Ⅰ・Ⅱ」や大量調理を行う「給食管理実習」、食品メーカーの開発過程でも使用されている実験方法を学ぶ「食品学実験」の授業も始まり、自分に合う進路を考えながら、学びを深めました。


3年次以降は、2年次までの学びを発展させながら、学外での活動を通じて実践力を高めました。ゼミナールでは、名城大学女子駅伝部の栄養管理を担当。体重のコントロールや貧血など、個別の課題に対応しながら、寮や合宿先、遠征先で、献立作成や調理、栄養相談・指導に取り組みました。また臨地実習では、多様な診療科を備えた病院で、ICU(集中治療室)や緩和ケア病棟に入院されている患者さんの栄養管理、NST(栄養サポートチーム)業務を学びました。患者さんの命を支える管理栄養士の責任の大きさ、専門性の高さを再確認できたことで、「病院で働きたい」という意識が高まり、就職活動を迷いなく進めることができました。そして4年次からは国家試験対策もスタート。名古屋学芸大学ならではの「全員で合格するぞ!」という一体感のある雰囲気のなかで、仲間と支え合い先生に励まされながら集中して勉強に取り組めました。


※掲載内容は在学時に取材した2023年2月末現在の情報です。

- [取得資格]
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- ●管理栄養士
- ●栄養士
- ●食品衛生監視員(任用資格)
- ●健康食品管理士
- ●家庭料理技能検定2級
1年次は、食と栄養の人体への影響に関する基礎を学びました。私は食べることや料理をすることが好きで管理栄養士をめざしたので、食後に身体のなかで食べ物がどう変化し、どう作用するのかを学ぶのは新鮮で、興味深かったです。調理実習はつくり方を学ぶだけでなく、食材の切り方や調理法の栄養学的な意味、おいしさを科学的に分析した出汁の取り方なども学び、管理栄養士に必要な知識の広さと深さに驚きながら学習を進めました。

2年次になると、管理栄養士の仕事を見据えた授業が増えました。「臨床栄養学」では疾病や症状別に、「応用栄養学」では年代別に、必要な栄養素やその役割を詳しく学習。「基礎栄養学実験」では、異なる餌を与えた2匹のラットの血液や糞を採取し、身体への影響の違いを調べました。また、「給食管理実習」では学食ランチ100食の調理と販売に挑戦。栄養価、おいしさ、見た目、価格などの条件を満たす献立作成や、大量調理のノウハウを学びました。

3、4年次は、臨床栄養領域を中心に学内外で学びを深めました。3年次の臨地実習では、急性期病院で献立作成や栄養指導などを経験。その際、他の医療スタッフとチームで治療にあたるNST(栄養サポートチーム)の業務に魅力を感じ、就職活動ではNSTのある医療機関を志望しました。またゼミナールでは、蒲郡市と連携して「健康支援型配食サービス」の企画に取り組み、実施に向けてプロジェクトを進めることができました。


※掲載内容は在学時に取材した2022年2月末現在の情報です。