デザインを軸にファッションを学んだ学生の4年間
ファッションは文化のシンボル。時代や地域が生み出す多様なデザイン手法と感性を学びました。
1~2年次

さまざまなアイテムの制作技術を習得。ファッション文化への興味も広がりました。

1~2年次は、デザイン画の描き方や素材の知識、染色・織の技法を学ぶことと並行して、さまざまなアイテムのパターンの引き方や制作技術を身につけました。またデザイナーとして活躍する講師を招いた「ファッションデザイン特別講義」では、文化や歴史とファッションとの結びつきについて学びました。「舞台芸術・衣裳」の授業では、オペラ作品の衣裳の特徴や効果を学び、時代や地域によって変化するファッションの多様性に興味を持つようになりました。

染色の授業では、名古屋友禅の技法を活かした生地を使った小物を制作し、「KOUGEI EXPO IN AICHI」に出品。伝統工芸の技術を現代に活かす方法を学びました。
3~4年次

多様な時代や地域の制作スキルを身につけ、自分のオリジナリティを確立しました。

3年次以降の授業では、量産を想定したパターンの引き方など、卒業後を見据えてより実務を意識したスキルを学びました。一方ゼミナールでは、オペラの衣裳を制作。海外研修では、フランスの専門学校でドレーピングなどの技術を学び、スキルと感性を高めました。そして卒業制作では、イギリスの伝統的服装であるスーツと、私のルーツであるアフリカの生活布「カンガ」を組み合わせた作品を制作し、4年間の学びの集大成としました。

3年次の「NUAS COLLECTION」では、自ら染色した生地を使ってミリタリー調のドレスを制作し、シルバー賞を受賞。自分の作品が認められ、自信がつきました。
Work

服飾雑貨・アクセサリーの
個人ブランド「LANI」
(自主制作作品/2年次)

Work

NUAS COLLECTION
2022シルバー賞受賞
「ジャンヌダルク」(自主制作作品/3年次)

Work

「文化のアッサンブラーシュ」
(卒業制作作品/4年次)

※掲載内容は在学時に取材した2024年2月末現在の情報です。

ビジネスを軸にファッションを学んだ学生の4年間
社会が求めるファッションとは何か。売れる商品や、販売の仕掛けを学内外で実践的に学びました。
1~2年次

素材や色彩の知識からショップづくりまで、ファッションとビジネスの基礎を学びました。

スタイリストや商品企画の仕事に興味があり、ファッション造形学科に入学しました。1年次は、「ファッション素材論」や「色彩学」を通して、素材の特性や配色のルールを学び知識を深めました。2年次からビジネスコースに進み、マーケティング手法などを習得。「ビジュアルマーチャンダイジング」では、ショップのコンセプト立案から商品企画、販売方法、展示まで具体的に考案し、店舗開業・運営のプロセスを体験的に理解できました。

ファッションビジネスの知識を深めながら、色彩検定2級などの資格も取得。衣料管理士1級の取得に向けたプログラムにも取り組みました。
3~4年次

企業と連携して多様な課題の解決策を考案。ファッションビジネスの本質に迫りました。

3~4年次は企業と連携したさまざまなプロジェクトに取り組みました。商業施設とのプロジェクトでは、“高感度”、“上質”といったコンセプトに合う客層の開拓を目標に、幅広い年代の親子で楽しめる商品や店舗の誘致、イベントなどを提案。具体的な意見交換ができ、手応えを感じました。4年次の卒業研究では、UXデザインをテーマに、高齢者施設と連携しながら、お年寄りにも着やすく、デザイン性も高い服について探究しました。

企業とのプロジェクトを通してファッションビジネスの実践力を強化。4年次に参加した海外研修では欧州の生地の産地や美術館を巡り、感性を磨きました。
Work

普段からさまざまなブランドの
ECサイトを閲覧し、
使いやすさや
特徴的な機能などを分析しています。

Work

ターゲットとする客層を効果的に
集客するための「プロモーション提案」
(商業施設との協同プロジェクト/3年次)

Work

「ユニバーサルファッションの
UX(ユーザーエクスペリエンス)が
もたらす効果」
(卒業研究/4年次)

※掲載内容は在学時に取材した2024年2月末現在の情報です。

デザインを軸にファッションを学んだ学生の4年間
普段着からオートクチュールまで。幅広いジャンルの服を生み出す感性と技術を身につけました。
1~2年次

さまざまなアイテムを制作しながら、服づくりの基礎技術と発想法を学びました。

1年次は、講義で素材やデザインの知識を学びながら、演習でスカートやパンツなど、多様なアイテムの制作技術を養いました。また、著名なデザイナーによる特別授業では、テーマに沿って作品を制作し、デザインの発想法や表現法も学びました。こうした授業を通して服づくりの楽しさに触れ、2年次はデザインコースへ。コートの制作で、初めて自分のイメージ通りのシルエットに仕上げることができ、パターン(型紙)の重要性を理解しました。

1年次の「NUAS COLLECTION」では、作品制作からショーの演出までをチームで手掛け、見事入賞。作品の世界観を表現する方法を総合的に学びました。
3~4年次

パターンを重視した服づくりを追究し、イメージを具現化する技術を養いました。

3年次以降はパターンに力を入れて学びを深めました。演習では平面、ドレーピング、工業用など、多様なパターンのスキルを学び、ゼミナールでは高級素材を使ったオートクチュール作品を制作。また学外では、アイドルの衣裳制作や、自身のブランドでリアルクローズの企画制作にも取り組み、幅広いジャンルの服を創造する技術と感性を磨きました。卒業制作では、文化の側面にも着目し、集大成として日本とフランスの伝統技術の融合をめざしました。

3年次の「NUAS COLLECTION」では、パターンとディテールにこだわり抜いたコートを制作し、グランプリを受賞。自分の強みに自信が持てました。
Work

NUAS COLLECTION 2021
グランプリ受賞
「adurebel」(3年次)

Work

リアルクローズの個人ブランド
「toei」(自主制作/3~4年次)

Work

「オートクチュールと刺繍」
(卒業制作作品/4年次)

※掲載内容は在学時に取材した2023年2月末現在の情報です。

ビジネスを軸にファッションを学んだ学生の4年間
ファッションは時代を映す鏡。人が買いたくなる商品や仕掛けを学内外での活動を通して学びました。
1~2年次

売れる商品には、売り方や見せ方に工夫がある。実社会を題材にビジネスを理解しました。

1年次の「ファッションビジネス論」で、売り場設計や販売方法、PRなど、消費者の購買意欲を高める方法を学びました。その後、実際にショップを訪ねると、学んだ知識が実践されていることが分かり、ビジネスの面白みを実感。ビジネスコースに進んだ2年次は、「マーケティング」で、商品の販売戦略を検討したほか、売れ筋商品のデータを分析し、次にヒットする商品を予測するなど、実社会を題材に学びを深めました。

ファッションビジネスの知識を幅広く学ぶとともに、関連授業の学びを活かし「色彩検定2級」や「ファッションビジネス能力検定2級」の資格も取得しました。
3~4年次

実際のブランドと商品を協同開発。プロの実務と仕事の醍醐味を学びました。

3年次のゼミナールでは、商業施設や出店ブランドと連携して商品開発に取り組みました。私たちは「サスティナブル」をテーマに、靴下をつくる際の残糸を利用したネクタイを提案。厳しい指摘を受けながら、何度も練り直した企画はついに商品化され、ゼロから商品を生み出す楽しさを肌で感じました。4年次は、卒業研究「集団被服における心理的効果」に取り組み、200人超にアンケートを行うなど、人や社会とファッションの関係性を掘り下げました。

授業で学んだ知識を、ゼミナールやアパレルショップのアルバイトでアウトプット。実社会に落とし込みながら、現場で活かせるスキルに高めました。
Work

廃材を使ったキャンプ用品の提案
(商業施設との協同プロジェクト/3年次)

Work

「3×4=12 ササエタイ」
(商業施設との協同プロジェクト/3年次)

Work

「集団被服における心理的効果」
(卒業研究/4年次)

※掲載内容は在学時に取材した2023年2月末現在の情報です。

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