卒業生の声

※掲載内容は、2018年3月現在の情報です。


最新のテクノロジーを駆使した体験型イベントの映像をつくる私たちには、まだ誰も見たことのない新しい表現が求められます。CGディレクター/CGデザイナーとして働く私も、実際に手を動かしてCGを制作する作業はもちろん、イベントの世界観や求められるイメージを実現するための表現技法の考案に注力することが増えてきました。最近手掛けたのは、「日本一早いお花見」というコンセプトで、花をテーマにしたイベント。息を吹きかけると綿毛が飛ぶなど、来場者のアクションに映像が連動するコンテンツを企画し、プログラミングを行うテクニカルチームと連携しながら映像をつくり込んでいきました。これまで当社が企画、演出、制作を手掛けたイベントの来場者数は、通算120万人。イベントを楽しみにしてくださる来場者のみなさんのためにも、常に期待を超えるコンテンツをつくり続けなければなりません。より新しく、面白い表現をめざして、何度も試行錯誤を繰り返す作業は、大変ではありますが、私にとっては何より楽しい時間です。

小学生の時に見たSF映画が、映像制作を学びたいと思うようになったきっかけです。現実にはありえない世界をつくりだす仕事に憧れていたのです。大学入学時は漠然と映画監督に興味があったのですが、映像メディア学科で学ぶなかでCGと出会い、自分が本当にやりたかったのはこれだと気がつきました。CG以外にも写真やグラフィック、サウンドなどの基礎を幅広く学びました。CGと合成するための実写を撮影する際のライティングや、撮影機材の取り扱い方など、CGだけに特化して学んでいたら知り得ない実践的な力を身につけたことが、仕事のさまざまな現場で活かされています。近年、自社主催のイベントだけでなく、歌舞伎・能などの伝統芸能や、演劇・歌劇などの舞台芸術とのコラボレーションによる映像作品も増えてきました。普段は知ることのできない世界に触れることで視野が広がり、表現の幅も広がっています。今は子どもの頃からの夢を叶えている真っ最中。かつて自分が体験したような、見た人の度肝を抜く新しい表現技法に今後もチャレンジしていきたいと思います。