卒業生の声

※掲載内容は2014年6月現在の情報です。

患者さんを心と栄養の両面からサポートする。
学生時代に学んだ知識とスキルが仕事の柱です。

患者さんの悩みを共有しながら病気と闘う。そんな管理栄養士をめざして

東名古屋病院の管理栄養士として、病院食の献立作成・管理と、入院・通院患者さんへの栄養指導を行っています。19の診療科を持つ当院では、患者さんの症状も年齢も実にさまざま。ですから栄養指導では、病状だけでなくその人の置かれている環境や状況、気持ちをしっかりとお聞きします。例えば外食が多い患者さんの場合、時間がないからなのか、つくるのが面倒だからなのか。生活習慣や家族構成、性格などを総合的に把握し、問題の本質を理解することで、一人ひとりの患者さんごとに継続可能な解決方法が見えてきます。「外食せざるを得ない時は、こんなポイントに気をつけて」「こんな食材でも簡単にできるメニューがあるんですよ」。知識を一方的に押し付けるのではなく、一緒に悩みながら最善策を考える。そんな姿勢を大切にしています。私の指導が患者さんのやる気につながり、生活習慣や検査データが改善して喜びの声をもらえることが、何よりのやりがいになっています。

患者さんはもちろん、現場の仲間との関係にも。
大学で学んだコミュニケーション力が役立っている。

高校の頃から身体のしくみや食品に興味がありました。管理栄養学科は学ぶ内容がとても多く、高度だけれど、解剖生理学やスポーツ健康など実験系の授業も多いので、手や身体を動かしながら体験的に知識を吸収できました。さまざまな授業を通じて、相談援助の基本技法はもちろん、食事が人の心といかに密接にかかわっているかを学ぶことができ、これらをきっかけに「心と栄養の両面から、たくさんの人をサポートしたい」という目標が生まれ、病院で働こうと決意しました。学んだ知識とスキルは今、患者さんだけでなく、ともに治療にあたる医師や看護師、薬剤師らとの円滑なコミュニケーションにも大いに役立っています。現在の職場は勉強会なども多く、就職後も成長し続けています。自分の進化が、直接患者さんへのより良い栄養指導や食事の提供につながっていく。そんな仕事に誇りを持ち、今後も努力し続けたいと思っています。