卒業生の声

※掲載内容は2017年12月現在の情報です。


名古屋市の管理栄養士として、保健センターに勤務しています。仕事内容は、母子・成人・高齢者など、各年代に向けたイベントや広報を通して、すべての市民の健康を守ること。例えば、乳児の検診時に離乳食のつくり方を紹介したり、夏休みに親子で参加できる料理教室を開いたり、高齢者の方も簡単に調理できる献立の実習会を実施したり。また、より多くの方に参加してもらえるよう、地域の子育てサロンや高齢者サロン、商業施設など、保健センター外でのイベントにも積極的に取り組んでいます。そのようななかで感じるのは、市民の方の健康への意識の高さ。毎回、相談タイムには食事のことや病気のことなど、さまざまな質問や悩みが寄せられ、直接聞く生の声が次のイベント企画のヒントにもなっています。イベントを通して顔見知りの方も次第に増え、今では保健センター内や外出先で「管理栄養士さん!」と声を掛けていただくこともしばしば。今後も多様な取り組みを通じて、市民の方々の健康をサポートしていきたいです。


もともと医療に興味があって管理栄養士をめざしていたので、大学では特に「臨床栄養学」の授業が好きでした。高度な内容でしたが、自分たちで調べ、発表し、話し合いながら理解を深めていくスタイルで、楽しみながら夢中で学ぶことができました。その反面、病気と栄養の知識が深まるにつれ、食べ物を制限される辛さも身に染みて感じるようになり、「発病後の対処」から「なる前の疾病予防」に関心が移ったことから、行政で働きたいと思うようになりました。あらゆる年代、健康状態の人を対象とする行政の管理栄養士は、市民にとって、食と栄養の何でも相談役。病気や栄養の知識はもちろん、カウンセリングやプレゼンテーションスキルなど、大学での学びのすべてが仕事に役立っています。また、卒業後も先生や仲間とつながりが続くのは心強く感じています。1期生から後輩まで、行政で働く卒業生が定期的に集まる勉強会では、さまざまな情報交換を行い、日々の業務の改善やモチベーション向上に役立っています。