卒業生の声

※掲載内容は2014年5月現在の情報です。

作品と共に、映画館という空間を
一人でも多くの人に楽しんでもらいたい。

1人でも多くの映画ファンをつくるために。。映画の魅力や見所をわかりやすく伝えています。

映画館支配人は、上映作品の選定から宣伝物の企画立案、売上管理、スタッフの人員計画と広範囲な業務を担います。私が勤務する伏見ミリオン座は、スタッフとお客さまのコミュニケーションを重視したサービスが持ち味です。例えば、パンが題材の作品上映が決まれば館内で販売するパンに映画仕様のラッピングを施し提供したり、次に上映する作品の手書きのチラシを配布したり。作品の魅力や見所を、映画館全体を使ってお客さまに伝えています。その日の映画を楽しんでいただくことはもちろん、次回もお越しいただけるよう心掛けること、そしてそんな姿勢をスタッフに見せることも支配人の大事な仕事です。実践するのは大変ですが、「いい映画だったよ」「次はどれがお勧め?」などとお客さまに声を掛けていただくと、疲れも一気に吹き飛びます。仕事柄多くの作品を観ますが、エンドロールで大学時代の先生や仲間の名前を見つけることもしばしば。そんな時は、「私も頑張るぞ!」と元気をもらっています。

制作からプロモーションまで
映画を学び尽くした学生時代。さらに他学科の学生と領域を超えたコラボレーションも。

映画づくりの醍醐味に触れたのは、3年次に参加した「映画プロジェクト」。プロのスタッフや俳優を招き、プロデューサーとして準備から撮影、編集まで、約50人の仲間と2年がかりで作品を制作しました。完成後、学外の劇場で作品を公開し、大勢の観客から拍手をもらった時、良い作品をつくることと同じく、映像文化を広く発信することも大切だと実感。それがこの仕事を選んだ一番の理由です。一方授業でも、例えばカンヌ映画祭で受賞経験を持つ教員に、作品の構成法からお金の流れまでをリアルに教えていただくなど、映画を多角的に理解する力が身につきました。また学科の学び以外では、デザインやファッションを学ぶ学生たちと、音楽や空間芸術を融合したイベント活動に没頭。学生時代に経験したクリエイティブな活動は、仕事をするうえで私の太い柱になりました。各分野のクリエイターとなった彼らとは、映画館の展示やイベントで一緒に仕事をするなど、今でも交流を続けています。