卒業生の声

※掲載内容は2014年2月現在の情報です。


着ているだけで気持ちがウキウキする。そんな服を子どもたちに届けたい。

サンフォードは若い女性のファッションを手掛けており、私はローティーン向けの「Rerek」と、5~10歳向けの「Lilty」の2ブランドを担当しています。子ども服とはいえ、求められる品質は大人と同等で、企画の際は、海外ブランドの傾向分析や店頭リサーチを行い、トレンドに精通したスタッフとも相談しながら、素材選びやプリント柄の考案も含めデザインしていきます。もちろん、大人用のデザインをただ小さくすればよい訳ではありません。子どもはなで肩が多いため、胸元が開いたデザインなら肩ヒモをつける、自由に動き回れるようミニスカートにはインパンツをセットする、毎日洗える丈夫な素材を厳選するなど、人間工学や素材の知識を駆使して、子どもたちに「大好き!」と言ってもらえる商品を追求しています。ですから私の手掛けた服を着ている子どもを街で見ると本当に嬉しいですし、数年前の商品の補修依頼が来ると、長く使ってもらえているんだなと自信が湧きます。

大学で学んだ幅広く高度なスキルを活かし、
子どもたちも自分もワクワクできる服づくりを。

大学では、実際に製品化することを想定した幅広いスキルを学ぶことができ、プロになって改めてその凄さを実感しています。例えば「染め」の授業で学んださまざまな技法や生地と染料の相性、色落ちの知識は、海外の工場に生地染めを発注する際に欠かせません。「素材」の授業の実験で多種多様な生地の縮み方や毛玉のでき方を検証し、結果をまとめた「素材ブック」は、今でも使っています。また「デザイン」や「パターン」、「企画」の授業では、自分らしいデザインとは?を考え、カタチにする楽しさを知り、学内外のコンテストにも積極的に挑戦しました。そこで賞をいただけたことが大きな自信になったと思います。実は今勤務しているサンフォードは、衣料管理士1級の資格取得の一環で参加したインターンシップで出会った企業です。私をファッション業界へと導いてくれた大学の学びを活かし、今後も子どもたち、そして自分自身もワクワクできる服づくりに取り組んでいきたいです。