卒業生の声

※掲載内容は2014年2月現在の情報です。

自動車は最新技術の結晶。
メーターディスプレイのデザインで、その一端を担っています。

ユーザーに安全と運転の楽しさを感じてもらえるメーターディスプレイをデザインしたい。

私が担当しているのは、自動車のメーターディスプレイやヘッドアップディスプレイのデザイン。自動車の性能は日々進化していて、速度や回転数、燃料などの計器のほかにも表示すべき内容が多様にあるため、業務はまずメーカーの担当者と打合せをし、先方がどのような機能を追加したいのかを詳しくお聞きすることから始まります。それを基に情報を整理しながらベストな表現方法を探っていくのが、仕事の難しさでもあり、面白さでもあります。例えば、「エコ運転の度合いを表示したい」という要望なら、点数にするのか、葉っぱのようなモチーフの数で表現するのか、それをどの場所に配置するのがベストなのか。見た目の美しさや格好良さはもちろん、ドライバーの視野や目線の動きなども考慮しながらデザインするよう心掛けています。今はまだ上司に表現の甘さを指摘されることも多いので、今後は経験を重ねながら、より安全・快適で、新しい運転の楽しさを提案できるようなデザインを手掛けたいと思っています。

幅広いデザイン分野を学べた学生時代。だからこそ自分に最適な仕事と出会えた。

大学時代は、デザイナーとしての土台を培えた大切な時間でした。仕事で必要なソフトウェアの基本を学べたことはもちろん、何より大きかったのはプロダクトデザインの面白さに出会えたこと。私はもともとグラフィックデザイナーをめざしていたのですが、2年次に「ものつくり講座」で椅子をデザイン・製作し、実際に触って使えるモノを作る楽しさに魅了されてしまいました。ゼミナールでは雑貨デザインを学び、3・4年次には東日本大震災を受け、災害時に救助や支援物資の運搬に活用できる飛行船のデザインと模型づくりに没頭しました。大学には、グラフィックやプロダクト、模型、インテリアなど、多様な分野の先生がいて、1つの作品をつくる際も、さまざまな角度からアドバイスがもらえるので、デザインに対する視野も年々広がっていきました。ひと口にデザイナーと言っても活躍の場は実にさまざま。多様な学びを通して、自分に合う分野へと導いてくれた大学の学びに強く感謝しています。