就職者の声

※掲載内容は在学時に取材した2018年2月末現在の情報です。

子どもに信頼される教員をめざし、名古屋学芸大学に入学しました。授業では多様な心理学の領域に触れるのですが、例えば「学習心理学」では子どもの意欲を引き出す方法を、「生涯発達心理学」では年齢ごとの発達の過程や行動パターンをと、どれも子どもに特化した具体的な知識が学べるため、記憶にしっかりと定着します。実践への意欲も湧き、学童保育や小学校でのボランティア、教育実習を通して、多くの子どもと触れ合いました。そうした現場で感じたのは、目には見えない「こころ」を理解する大切さです。教員の説明の仕方で児童の理解度は変わり、声掛けひとつで驚くほどのやる気を出してくれることがあります。また、普通学級にも支援が必要な児童がいることもわかり、ゼミナールでは発達障がいについて研究を深めました。

採用試験に向けての学習は3年次後半から本格的に始めましたが、何より心強かったのは教員のサポートです。地域別に出題のポイントをまとめたテキストをつくっていただいたり、「空き時間は全部おいで」と、先生全員のスケジュールを貼り出し、都合の合う時間に筆記試験や面接の個人指導をしていただいたりしました。また、小学校教諭をめざす学生のために教職課程の先生方による「教師塾」が開設され、そこでは問題を出し合ったり、面接練習をしたりしました。その努力の積み重ねがあったからこそ、合格できたのだと思います。夢を実現させてくれた先生や仲間への感謝の気持ちを忘れずに、卒業後は、一人ひとりの「こころ」に寄り添い、さまざまな個性や特性を持つ子どもが互いに尊重し合いながら共存できる環境をつくっていきたいです。