卒業生の声

※掲載内容は2014年11月現在の情報です。

日々子どもたちを見守り、
心身の健全な成長を支えていきたい。

校内を歩き積極的に声を掛けています。ケガや病気の原因は保健室の外にあるのだから。

毎日10~15人の子どもが保健室を訪れます。頭痛や腹痛、ケガなどさまざまな症状を訴えるなか、私自身が落ち着いて対処できるのは、大学の授業や実習で実践的に学んできたから。子どもとの接し方や問題解決の方法など、4年間で得た知識をフルに活用しています。時間に余裕があれば保健室の外に出ることも。子どもたちの様子を注意深く観察し、顔色や表情が普段と違うときには声を掛けています。体調不良の子どもに話を聞いたところ、深夜までパソコンを使っていた、というケースもありました。ケガや病気を防ぐため、一人ひとりとコミュニケーションをとりながら生活習慣を含めたケアを行う。この点が養護教諭という仕事の難しさであり、やりがいだと感じています。今後は救急処置や健康相談といった専門性を磨きながら、教育者としても経験を積み、成長していきたい。担任の先生と連携して子どもたちに適切な指導を行い、心身の健康面で頼られる存在をめざしています。

「やさしいお姉さん」だけではいけない。教育者として自覚を得た大学での学び。

学生時代から少しでも子どもに慣れておこうと思い、大学ではレクリエーションを提供するサークルに参加しました。近隣の子ども会でオリジナルの遊びを企画、実施する活動を通して、今まで接点がなかった小学生とも自然体で会話ができるようになりました。授業のなかでは、特に「健康相談演習」が記憶に残っています。学生同士で子ども役と養護教諭役に分かれ、実践形式で来室者対応を学びました。保健室にはどんな悩みを持った子どもが訪れるのか。そしてどんな方法で解決に導くのか。サークル活動で養ったコミュニケーション能力を、養護教諭の目線に立った指導能力へと高められたように思います。実際に職場へ入ってみると、子どもたちと過ごす毎日は想定外の出来事ばかり。教員という軸を保ち柔軟に対応できるのは、現場を想定した授業や実習を繰り返してきたから。養護教諭の基礎から入り、実践、応用へと着実にステップアップできた4年間でした。